そのヘッドホンの音の特徴を表現した言葉。「このヘッドホンの音の特徴はややカマボコで」というように使う。
ドンシャリ型と反対に低音域と高音域の出が抑えられている。やや迫力には欠けるが中音域の再現が良いことから、
ヴォーカルなど人声の再現に向いている。また、高音域が弱いことから聴き疲れが少ないという特徴をもつ。
出る音を分析し、周波数特性のグラフ(横軸に音の高さ(Hz)、縦軸に音の大きさ(dB)をとる)を描いたとき、
低音域と高音域が低くて、中音域が高い、ちょうどカマボコの断面のような形になることからこの名前がついている。